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2023年10月30日

幼稚園の選び方、このポイントを押さえて!

園の教育方針と家庭での教育方針が一致しているかどうか

数多くある幼稚園の中から、大事なお子さんを通わせる園を選ぶときにまず大切なことは「園の教育方針」と「家庭での教育方針」が一致しているかどうかです。幼稚園の数だけ教育方針もさまざまです。その中からまずは「こういう子に育ってほしい」「幼稚園ではこんなことを学んできてほしい」ということを整理する必要があります。要望のすべてが揃っている幼稚園が見つかれば良いのですが、そうではない場合のために優先順位も家庭内で話し合っておくと良いかもしれません。

たとえば、以下のようなことについて考えをまとめておくと、幼稚園を絞るときに役立つと思います。

・小学校に入学するまでに読み書き・算数はできている状態がいいかどうか

・読み書きよりも、遊びから学ぶことなどを重視している園がいいのか

・小学校受験に対応している幼稚園がいいかどうか

・モンテッソーリ教育やシュタイナー教育など、特色ある教育を取り入れている園がいいか

・英語や体育、リトミックの時間がある園がいいか

・縦割り(異年齢交流)を導入している園がいいか

・大規模がいいのか、小規模がいいのか

・宗教系の幼稚園がいいか

・2年制か3年制か

・公立か私立か

・入園料や月額費用にどこまでお金をかけるか

 

幼稚園によっては、プレ幼稚園に通ったお子さんを優先的に入園できる仕組みにしている園もあるため、希望する幼稚園の候補が絞れた場合、何より早めの行動が大切です。

通園の方法や日課がご家庭と合うかどうか

幼稚園は毎日通う場所ですから、自宅からの距離も幼稚園選びのポイントといえます。自宅から幼稚園が遠いと、公立の小学校に通う場合は同じ学校に通う子が少ない可能性があります。距離だけではなく、通園バスの有無やバスがある場合の停留場所を確認するようにしましょう。ご家庭で送り迎えを考えている場合は、道のりや時間に無理がないかどうか、渋滞しやすい道がないかどうかなどあらかじめ調べておくと良いと思います。

また、幼稚園によって1日の日課もさまざまです。週に1回半日で帰ってくる日がある幼稚園が多いようですが、園によっては土曜日も登園する幼稚園もあります。また、夏休みや冬休みの期間を設けずに通常通り登園する幼稚園もあるようです。朝の受け入れ時間も幼稚園によって違いますので注意が必要です。

他にも、給食を提供しているか、毎日お弁当を準備する必要があるのか、預かり保育や延長保育の有無なども確認が必要です。

実際に見学に行きましょう

だいたいのことは各幼稚園のHPで確認することができますが、実際に行ってみて雰囲気を感じることはとても大切なことです。先生の数、人柄、子どもとの関わり方、幼稚園の中の雰囲気、子どもたちの様子、おもちゃの片づけ方、清潔感、園庭の広さ、幼稚園周辺の環境、交通量、遊具の安全性、災害時の避難経路など、実際に幼稚園を見学してできる範囲で確認しておきましょう。

入園を考えている他のご家庭の雰囲気も感じることができるので、候補に上がった幼稚園の見学はなるべく行くようにしましょう。

行事やイベント、体験活動などの頻度や内容

遠足やお泊り保育、お遊戯会や運動会など、行事やイベントも幼稚園によって特色があります。行事を平日に開催する幼稚園もあれば、土曜や日曜を中心に開催する園も。また、行事への保護者の積極的な参加を求められる園もあれば、PTA活動のようなものが全くないという園もあります。

最近では「自然体験活動」が注目され、取り入れている幼稚園も数多くあります。自然体験など、遊びの中から学んで身につけられる力として「非認知能力」があります。非認知能力とは、自己肯定感や自立心、思いやり、他者に共感する心、協調性や社交性のことを指し、子どもが豊かな人生を歩むための土台となるものです。そういった活動に力を入れている幼稚園を候補として考えるのも良いかもしれません。

キッズベリー花育ラボでも「フラワーアレンジメント」×「図画工作」×「豊かな心育て(育脳)」の3つを融合した独自のメソッドがあります。子どもたちに寄り添いながら、楽しく、そして確実な心の「育脳」の成果をあげる情操教育を行っております。幼稚園の入園を考える3歳から小学校6年生までを対象としておりますので、ぜひ体験してみてください。

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監修:公認心理師、子ども花育セラピスト 芙和せら

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