私たちの身の回りには、様々な種類のお花が溢れています。
お花を見かけたら、ここで調べてみましょう。
マーガレットは、白いお花が代表的な春のお花です。キク科なので、キクの花に似た形のお花を咲かせます。
マーガレットという名前は、ギリシア語で真珠を意味する「Margarites」が由来だと言われています。また、茎の下部分が木のようになることや、葉っぱの形が春菊に似ていることから、木春菊(モクシュンギク)という和名でも親しまれています。
品種は、代表的な白色の一重咲きの品種に加えて、現在ではピンク色のマーガレットもあります。また、アネモネに似た咲き方をするアネモネ咲きや八重咲きのマーガレット、真ん中の黄色い部分がふんわりと花びらのように盛り上がる、丁子咲き品種のマーガレットもあります。
日本でも馴染みの深いマーガレットですが、特にヨーロッパにある国デンマークでは、国花として定められているほど、デンマークの人々にとても親しまれているお花でもあります。このようにマーガレットは、国境・人種を超えて人々に愛されているお花なのです。
<出典>
タキイのタネH P
ANIMALZ HP
草土出版編集部(1996)『花図鑑 切花』草土出版