私たちの身の回りには、様々な種類のお花が溢れています。
お花を見かけたら、ここで調べてみましょう。
ツバキは、海沿いや山地に生えるため伊豆大島や五島列島などが産地として知られています。
防風林として畑やお庭に植えるのにぴったりで、昔から人々の生活に深く根付いてきました。
種類によって、赤・白・桃のお花を下向きに咲かせ、散るときはお花ごと地に落ちます。
これは、雄しべと花びらがしっかりとくっついているためです。
寒い冬、虫に変わって花粉を運ぶ鳥に役目を果たしてもらうための生きる知恵だといわれています。
また、ツバキの実から採れる油はツバキ油といい、平安時代から現在まで食用・化粧用・灯用などで使われています。
ツバキはお花を楽しむだけではなく、生活を豊かにするお花として重宝されているのです。