私たちの身の回りには、様々な種類のお花が溢れています。
お花を見かけたら、ここで調べてみましょう。
タンポポは、日本全国で見られる、黄色いお花が特徴の野草です。日本には約20種類のタンポポがあると言われており、カントウタンポポやカンサイタンポポなど、それぞれ分布する地域にちなんだ名前がつけられています。しかし近年は、都会を中心に、外国から持ち込まれたセイヨウタンポポが多く自生しています。
タンポポは、花が終わるとまん丸い球状の綿毛を形成し、種を飛ばします。これは、風を使って種をより遠くまで運んでもらい、遠くまで子孫を繁栄させるための、タンポポなりの生存戦略です。
もともとタンポポは、ヨーロッパでは葉を食べる野菜として扱われていました。また、日本でも、薬草としてよく使われる、体にいい野草としても知られています。