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冬になると、家の中で過ごす時間が少し増えますよね。外の空気は冷たくても、家の中で子どもとゆったり楽しむ時間は、とてもあたたかいものです。クリスマスやお正月が近づくこの季節、そんなお家時間に、グリーティングカードを手作りしてみるのはいかがでしょうか。
ちょっと特別なカードを作りたい方にお勧めしたいのが、じゃがいもやさつまいもを使った「お芋ハンコ」です。特別な道具は不要で、子どもでも扱いやすく、失敗してもかわいく仕上がるのが魅力。親子の時間をもっと楽しくしてくれる冬のクラフトとして、今とても人気があります。
今回は、お芋ハンコを使ったクリスマス&お正月カードの作り方や注意点、そしてこの体験を通して子どもがどんな成長を感じられるのかをご紹介します。冬時間に、親子でゆったり楽しむきっかけになれば嬉しいです。
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お芋ハンコの一番の魅力は、「手軽にかわいいアートができること」です。お芋をパカッと半分に切るだけで、すぐにスタンプの土台が完成します。しかも、スタンプをした模様がどこか素朴であたたかいのが特徴で、既製品には出せない手作りならではの味わいがあります。
ハンコの跡が少しかすれたり、押す角度で形が変わったりするのも魅力のひとつです。「あれ?雪の結晶がちょっといびつになっちゃった!」なんていう偶然が作品に味わいを出してくれるので、完璧を求めずに楽しめるのも嬉しいポイントですね。
また、冬の行事と「手を動かす時間」はとても相性が良いです。カードを作りながら「ツリーってどんな形だったかな?」「お正月ってどんな模様があるんだろう?」と親子で会話が弾みますし、季節を感じるきっかけにもなります。冬のおうち時間を、あたたかく満たしてくれるクラフトです。

はじめてでも安心して取り組めるよう、材料と手順をわかりやすくまとめました。
じゃがいも、さつまいも(片手で持ちやすいサイズ)
カッターナイフ or 彫刻刀(大人が使用)
絵の具またはスタンプインク
紙皿やパレット
はがきサイズの厚紙
ペン、シールなど
どれも家にあるものや100円ショップでそろえられるので、思い立った日にすぐ作れますね。
① お芋を切る
まず、お芋を半分に切り、切り口を平らに整えます。ここがスタンプの面になるので、なるべく凸凹がないほうがきれいに押せます。
② 図案を描く
切り口に鉛筆で絵を描きます。
クリスマスなら「星、ツリー、雪だるま」お正月なら「梅、だるま、鏡餅」など、季節のモチーフがピッタリですね。
③ 彫る(幼児など刃物の扱いに慣れていない場合は大人が担当)
デザインを囲むように軽く切れ目を入れ、余白部分をゆっくり削ります。これは細かい作業なので、必ず大人が担当してくださいね。
④ 色をつける
絵の具をスタンプ面にのせます。直接筆で塗っても良いですが、スポンジでぽんぽんと薄くつけるときれいに仕上がります。
⑤ スタンプを押す
カードに軽く押して、そっと離します。この瞬間が子どもにとって一番楽しい時間かもしれませんね。「どうなるかな?」「わぁ、できた!」という声が聞こえてきそうです。
⑥ 乾かしてアレンジ
乾いたら、金色ペンでラインを描いたり、文字を書いたりして仕上げます。
星を散らして夜空のように
ツリーの横に丸い点を押して“雪”を表現
プレゼント箱のスタンプを作って並べるのも◎
梅の花スタンプを赤・ピンクで華やかに
だるまの顔をペンで描き足すと個性が出る
日の出モチーフで「今年も良い一年になりますように」
ちょっとしたアイデアで、季節感たっぷりのカードに仕上がりますね。
安全に楽しく取り組むために
お芋ハンコは簡単ですが、いくつか気をつけておくと安心です。

彫る作業は意外と力がいるので、幼児など刃物の扱いに慣れていない場合は大人が担当しましょう。その代わり、「どんな形にする?」「何色で押してみたい?」など、デザインや色選びを子どもにたっぷり任せると楽しさが広がります。
新聞紙を敷く、エプロンをつけるなど、最初に環境を整えると“あっ!”という瞬間にも焦らず楽しめますね。
つけすぎるとにじんでしまうので、一度につける量は薄く、軽めに。スポンジを使うと調整しやすいですよ。
数日で傷むので、使ったその日のうち〜翌日に処分してくださいね。
「それもいいね!やってみようか」
そんな声がけだけで、子どもはのびのび制作に取り組めます。完璧より、楽しむことを大切にしたいですね。
お芋ハンコは、ただの工作遊びではありません。子どもの成長に役立つ学びがたくさん詰まっています。

モチーフを考えたり、色を選んだりすることで、自分のイメージを形にしていく力が育ちます。「次はこうしてみようかな?」という試行錯誤も大切な成長ですね。
スタンプを押す場所を考えることで、自然とバランスを見る力が身につきます。“どの位置がかわいく見えるかな?”と考えることは立派なデザインの練習です。
モチーフを通して、クリスマスやお正月の文化にも触れられます。
「なんでだるまは赤いの?」
そんな小さな疑問が生まれると、学びのきっかけになりますね。
カードをプレゼントする。
「おばあちゃんにあげようかな」
「お友達喜ぶかな?」
そんな気持ちを育てる優しい時間にもなります。
一緒に手を動かし、完成を喜び合うことで、親子の絆も自然と深まります。「また作りたいね」と言ってくれる時間は、ママにとっても宝物ですね。
お芋ハンコで作るグリーティングカードは、冬のおうち時間をやさしく彩ってくれる親子クラフトです。クリスマスにもお正月にも使えて、世界にひとつだけのカードが手作りできるのが嬉しいですね。
「今日はどんなカードにしようか」
そんな会話が生まれたら、もう素敵な親子時間の始まりです。
ぜひ、お芋ハンコのあたたかい風合いを楽しみながら、冬の思い出を増やしてみませんか?
