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お子さんの成長過程で訪れる「イヤイヤ期」。「ご飯食べようね」「イヤ!」「お着替えしようね」「イヤ!」と、何を言っても拒否されてしまうと、親としてはどう対応すればいいのか悩んでしまいますよね。毎日のこととなると、ついイライラしてしまうこともあるかもしれません。
でも、このイヤイヤ期は子どもが自分の意志を持ち始める大切な成長のステップ。親が少し心の余裕を持って向き合うことで、子どもも安心してこの時期を乗り越え、自分を肯定できる力を育んでいくことができます。
イヤイヤ期は一般的に1歳半から3歳頃に訪れます。この時期の子どもは、自分の意志がはっきりしてくる一方で、まだ自分の思い通りに行動することが難しく、気持ちをうまく言葉で表現することもできません。そのため、「イヤ!」というシンプルな言葉で自分の気持ちを伝えようとします。
大人からすると、何でもかんでも「イヤ!」と言われてしまうと困ってしまいますが、子どもにとってはこれは「自分の存在を確かめる」ための行動なのです。自分の意志を持ち、親と対等にコミュニケーションをとろうとする証でもあります。親としては「どうしてこんなに反抗するの?」と思うかもしれませんが、それだけ子どもが成長しているということなのです。
イヤイヤ期の子どもは、まだ自分の感情をうまくコントロールすることができません。そのため、「イヤ!」と叫んだり、床に寝転んで泣き叫んだりすることもあります。そんなときに、「ダメ!」「いい加減にして!」と頭ごなしに叱ってしまうと、子どもは「自分の気持ちは受け入れてもらえない」と感じ、自信を失ってしまうこともあります。
まずは、子どもの気持ちをしっかりと受け止めてあげましょう。「そうだね、イヤなんだね」「今はやりたくないんだね」と、一度気持ちを言葉にしてあげるだけでも、子どもは「わかってもらえた」と安心することがあります。小さな頃から「自分の気持ちは尊重される」と感じられることは、自己肯定感を育てる大切なステップになります。
イヤイヤ期の子どもは「自分で決めたい!」という気持ちが強くなっています。そんなとき、「これをしなさい!」と強制されると、「イヤ!」と反発したくなるのは自然なこと。そこで、できるだけ子どもが選べる余地を残してあげるのがポイントです。たとえば、「青い服と赤い服、どっちにする?」と聞けば、子どもは「自分で決められた」と感じて納得しやすくなります。
また、「ご飯を食べるのと、お風呂に入るの、どっちを先にする?」といった聞き方をすることで、子ども自身が選んで行動するきっかけを作ることもできます。小さな成功体験を積み重ねることで、「自分で決めていいんだ」「自分の選択で大丈夫なんだ」という自信につながり、自己肯定感を育むことができます。
子どもは自分で何かをやり遂げ、「認めてもらえた」「嬉しい!」という経験を積み重ねることで、自信を育てていきます。イヤイヤ期の中でも、小さな「できた!」を見つけて親が一緒に喜ぶことで、子どもは「自分は成長しているんだ」と感じられるのです。
たとえば、「靴を履くのイヤ!」と言っていた子が、自分で履こうとしたときには、「自分でやろうとしたんだね!すごいね!」と声をかけるだけでも、子どもの自己肯定感につながります。「やってみる→できた→褒められた→嬉しい→もっとやってみよう」というサイクルで、自然と自信が育っていきます。
イヤイヤ期の子どもと毎日向き合っていると、どうしても親の方がイライラしてしまうことがあります。朝の忙しい時間に「イヤ!」を連発されたり、スーパーで寝転がって泣かれたりすると、「もう勘弁して…」と思ってしまいますよね。でも、親がイライラしてしまうと、その感情が子どもにも伝わり、余計にイヤイヤが激しくなることもあります。
そんなときは、深呼吸をして少し気持ちを落ち着かせるのも大切です。一度その場を離れたり、子どもと少し距離を取るだけでも、冷静になれることがあります。完璧な親でいようとせず、「今日はうまくいかなかったけど、まあいいか」と思えるくらいの余裕を持つことも大事です。親の気持ちが安定していると、子どもも安心して落ち着くことができるのです。
イヤイヤ期は、決して「親を困らせるためのもの」ではなく、子どもが「自分の意志を持ち始めた証」でもあります。「またイヤイヤしてる…」とため息をついてしまうこともあるかもしれませんが、実は子どもにとって「イヤ!」と言えるのは安心の証拠。大好きなお母さんだからこそ、自分の気持ちをぶつけているのです。
この時期は長く感じるかもしれませんが、成長とともに必ず落ち着いていきます。親がうまく気持ちを整えながら、「この子も頑張っているんだな」と思って寄り添うことで、親子ともに少しずつ成長していけるはずです。イヤイヤ期はいつか終わるもの。焦らず、子どもと一緒に乗り越えていきましょう。
そして、この時期に「自分の気持ちは受け止めてもらえる」「自分で選んでいいんだ」と感じた経験は、子どもの自己肯定感を育む大切な土台となります。今のイヤイヤ期が、未来の「自信のある子ども」につながると思うと、少し見方が変わるかもしれませんね。
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