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2024年11月16日

子どもと一緒につくるフラワーキャンドル

近年、お家で楽しめるDIYやハンドメイドが注目を集めています。中でも、お子さまと一緒に手軽に楽しめて、完成後も癒しをもたらす「フラワーキャンドル」が人気です。

フラワーキャンドルには、ドライフラワーや押し花などのさまざまな素材が使われています。ご自宅の庭やお散歩で見つけた草花など、自由な材料で作れるため、お子さまとの思い出作りにもぴったりです。ここでは、親子で楽しめるフラワーキャンドル作りについてご紹介します。

フラワーキャンドルの魅力とは?

フラワーキャンドルは「ボタニカルキャンドル」とも言われており、キャンドルの中にドライフラワーや押し花、葉っぱなど本物の植物を閉じ込め、花の美しさと灯りの温かさ、そして心地よい香りを楽しむことができるアイテムです。

忙しい子育ての合間に子供と一緒に手作りでき、出来上がった後もインテリアや日々のリラックスタイムに楽しむことができる点が魅力です。作る過程で「どの花を使おうか?」「どんな色にしよう?」と、子供と一緒に考えることで、作品に対する愛着も深まりますよ。

子どもと一緒に楽しむフラワーキャンドル作りのステップ

キャンドル作りと聞くと難しそうに思えますが、お子さんと一緒に楽しみながら簡単に取り組むことができます。基本的な作り方と必要な材料、そして楽しいポイントをご紹介します。

1.材料

 ・キャンドル用ワックスやろうそく(ソイワックスや蜜蝋であれば天然由来で安心です)

 ・キャンドル芯

 ・耐熱容器(ガラスジャーや小さな瓶など)

 ・ドライフラワーや押し花、落ち葉など

 ・アロマオイル(ラベンダーやオレンジなどお好きな香りで)

 ・割り箸やスプーン

2.親子でお花や材料をえらぶ

手作りフラワーキャンドルの一番楽しいポイントは、材料選びの時間です。あらかじめ購入したドライフラワーでもいいですが、お散歩で見つけた小さな花や草花を使うと、より思い出深い作品になります。親子で花を摘んだり、色や形の違いについてお話ししながら選ぶと、お互いの個性や好みを知るいい機会になりますよ。

3.ワックスやろうそくを溶かして準備

ワックスは耐熱ボウルなどに入れ、湯煎でゆっくり溶かします。ろうそくを溶かして使う場合は小さく刻んでから使いましょう。小さなお子さんがいる場合は、お母さんが火を使ってワックスを溶かし、お子さんには次のステップの準備をしてもらうと安全です。

4.容器にお花を配置

溶かしたワックスを流し込む前に、容器にキャンドル芯を固定し、お花を配置します。好きな色や形を自由に配置できるため、お子さんが楽しさを感じるステップです。お花の向きや位置を工夫することで、完成したキャンドルがより美しく見えます。

5.香料を入れる

ワックスが溶けたらアロマオイルを数滴加え、優しい香りをつけます。香りを嗅ぎながら、どの香りが好きかお子さんと話し合うと、さらに楽しさが増しますよ。ワックスを温めている最中に香料を入れてしまうと香りが飛んでしまう可能性があるため、次のステップで少しずつ入れるのもおすすめです。

6.ワックスを注ぎ込む 

 お花の配置が決まったら、ワックスをゆっくりと注ぎ込みます。キャンドルが冷えて固まるまで時間がかかるので、お子さんと出来上がりを想像しながらワクワクした気持ちを楽しみましょう。

7.キャンドルを仕上げる 

 ワックスがしっかり固まったら、キャンドル芯をカットして完成です!「どこに置こうか」「どんな時に使おうか」と話しながら、飾る場所を決めるのも楽しいひとときです。お子さんが自分で選んだ花が入ったキャンドルは、特別なインテリアとしても、家族のリラックスタイムに灯すための宝物になります。

子供と一緒に作る時の注意点

フラワーキャンドル作りは楽しい工作の時間ですが、いくつかの注意点を守ることでより安全に楽しむことができます。

1.火の取り扱いに注意

キャンドル作りは熱を使うため、お子さんが火傷をしないよう十分に注意しましょう。特にワックスは溶けると透明になりお水のようにサラサラの液体になりますが、とても高温です。こぼしてしまったものでも固まるまでは危険ですので、お子さんには花を配置してもらうなど危険の少ない作業を任せると安心です。

2.短時間で進める

子供は集中力が続かないことが多いので、作業を分けて短時間で進めることがポイントです。例えば、花を選ぶ時間、ワックスを注ぐ時間など、メリハリをつけて取り組むと最後まで飽きずに楽しめます。

3.仕上がりのイメージを共有する

事前にどのようなキャンドルを作りたいか、一緒にイメージを膨らませておくことで、作業がスムーズに進みます。完成品のイメージができると、お子さんも楽しみながら作業に参加できるでしょう。

親子で楽しむフラワーキャンドル作りの魅力

フラワーキャンドル作りは、親子のコミュニケーションを深め、手作りの喜びを共有できる貴重な体験です。一緒に作った作品を飾ることで、達成感や自信を感じられるでしょう。お子さんと一緒に作ったキャンドルを灯しながら「どんな風に作ったか」「どのお花が特にお気に入りだったか」を話すと、親子の絆も深まります。

また、自然の素材を使うことで、季節感や植物の美しさを学ぶきっかけにもなります。例えば、春には桜やチューリップ、秋には紅葉やドライフラワーを使って季節ごとのアレンジを楽しむことができるのもフラワーキャンドルの魅力です。 

まとめ

手作りフラワーキャンドルは、育児の合間に楽しめる小さな癒し!親子で協力して作り上げたキャンドルは、日常生活の中で特別な存在となり、リラックスタイムに役立つだけでなく、親子の絆も育みます。

キッズベリー花育ラボでは、お子さまの感性をさらに引き出し、安心感や自信を育むことで、心の「育脳」に重点を置いた心の土台づくりをサポートしています。日常で草花に触れることがきっかけとなり、もっと興味を持っているご様子であれば、ぜひこの機会に体験してみてください。

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