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2024年08月30日

植えると虫よけになるハーブ

8月31日は「野菜の日」。種苗会社の調査によると、家庭菜園を行っている人の中でコロナ禍をきっかけに家庭菜園をはじめたという人が増えているようです。また、家庭菜園未経験者の4人に1人が「家庭菜園で野菜を作ってみたい」と答えたというデータもあります。

そんな中「子どもに野菜を育てる経験をさせたいけれど、虫が寄ってきたり、葉や茎を食べられるのは嫌だな…」と躊躇する方もいるかもしれません。

そんな方は、ぜひ野菜と一緒にハーブを育ててみてください。ハーブには、虫が嫌う成分を含んでいます。。家庭菜園だけではなく、玄関先や窓辺に植えておくだけでも虫よけになるハーブもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

野菜の種類によってハーブを使い分けるのがベスト

家庭菜園で悩まされるのが「害虫」の存在です。害虫は殺虫剤や農薬を使えば防ぐことができますが、せっかく家庭で育てるならばなるべく無農薬にしたいですよね。そんなとき活躍してくれるのが「ハーブ」です。ハーブの香りには特定の害虫を寄せ付けない成分が含まれており、野菜と相性のいいハーブを一緒に植えておくと虫よけの効果が期待できます。

ここからは、野菜の種類ごとに植えると虫よけになるハーブをご紹介します。

イタリアンパセリ

イタリアンパセリはトマトや人参、アスパラと相性の良いハーブです。コガネムシの忌避効果があり、野菜の生育促進を助けてくれます。暑さや寒さにも強いので、比較的育てやすいのも嬉しいポイント。肉料理や魚料理、サラダなど幅広く料理にも使えるため、植えておくと使い勝手が良いですね。

ミント

ミントはトマトやキャベツなどのアブラナ科の野菜と相性が良いハーブで、アブラムシや毛虫の忌避効果があります。また清涼感のある香りが特徴的で、お菓子やハーブティーに活用することができます。

ローズマリー

ローズマリーは、アブラナ科の野菜や人参、豆類と相性の良いハーブです。蝶類やアブラムシ、テントウムシ、コバエの忌避効果があります。ローズマリーは、肉料理の香りづけに使ったり、乾燥させてお茶として楽しむことができます。

窓や玄関先に植えるだけで虫よけ効果のあるハーブ

暑い季節は窓の開閉も多くなり、虫の侵入に悩んでいる人も多いでしょう。また、キッチンにいつの間にかコバエが発生しているなんていうこともありますよね。ハーブはそんなときも活躍してくれる植物です。

例えば、蚊やハエには「レモングラス」「ゼラニウム」「ペパーミント」「ラベンダー」などがおすすめ。育ったハーブでドライハーブを作り、窓や玄関などに飾ればさらに虫よけ効果を発揮してくれますよ。スプレーや香り袋を作って虫よけをしている人もいるようです。いずれにしても、ハーブは加工せずともそのまま植えておくだけで効果を発揮するので、虫の侵入に困っている人におすすめです。

植えるだけで虫よけになるなんて、植物はとても不思議なものですよね。こうした自然界の仕組みを幼いころから体験すると、豊かな感受性が育まれるといわれています。キッズベリーの子ども花育では、フラワーアレンジメントのテクニックを教えるだけでなく、五感を磨き、美しい花を愛でる気持ち、感受性、自己表現力など「豊かな心育て」「心の育脳」に主眼をおいています。「優しさ」「共感力」「集中力」「くじけない強さ」「伸びやかな感性」「自己肯定感」といった生きていくうえで大切な心の土台を育めるのは、子ども時代の一時期だけです。この時期に学んだことは一生涯にわたって影響を与え続けます。

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参考WEB:タキイ種苗株式会社

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