COLUMNコラム

子育てやお花、花育、お花の効果などに
関するコラムをお届けします。

photo
ホーム >コラム> 子どもたちにも育てやすい植物ってなに?
2024年07月04日

子どもたちにも育てやすい植物ってなに?

子どもたちにも育てやすい植物ってなに?

皆さんは、子供の頃に何か植物を育てた経験はありますか?「子供の頃に育てた植物」と聞いて、一番名前が上がりやすいのはアサガオかもしれませんね。アサガオの観察日記は、夏休みの宿題の定番でもあります。昔は理科の授業でアサガオの観察が行われていましたが、小学校で植物を育てるのは、生命を尊重する気持ちや、主体的に行動する力、他者と協力する力を養う目的もあります。そのため、現在は小学校1年生の生活科の中でアサガオなどの植物を育てる学校も多いようです。
 
小学校や幼稚園での体験をきっかけに、植物に興味を持つお子さんもいると思います。自分で育てた植物が元気にぐんぐん育つと、喜びに比例して植物への興味も高まりますね。そういった意味でも、アサガオは種を蒔くだけでグングン育つため、小学校で取り入れられやすいのかもしれません。アサガオ以外には、どんな植物が育てやすいでしょうか?今回は、子どもたちにも育てやすい植物をご紹介します。

チューリップ

チューリップは春の代名詞のような花ですね。種をまいてから1年以内に開花する一年草に分類されます。一年草は花が丈夫で成長スピードが早く、咲いた後の手入れが簡単なのが特徴です。チューリップは秋頃に球根を植え付けて、冬の寒さを越して春先に発芽します。世界中で愛され、5000品種以上が開発されているといわれます。咲き方にも個性があり、花びらが重ならず5枚つく一重咲きや少し珍しい八重咲きなど、色とともにその咲き方もお子さんと一緒に楽しめる花といえるでしょう。
 
チューリップを楽しむには球根選びが大切です。硬くて大きく、斑点や変色していないものを選びましょう。また、球根から根が出ていないことも大切です。

ペチュニア

ペチュニアも一年草の1つです。日本名で「ツクバネアサガオ」といい、文字通りアサガオのようなラッパ型の花を咲かせます。成長が早く丈夫なため、お子さんにも育てやすい花です。寒さに弱いため春先に植えますが、暑さに強いため夏の間中元気に咲き続けてくれます。アサガオと育て方が似ているため、小学生であれば一人で種まきから育てることができるのでおすすめです。

パンジー

パンジーも一年草の1つです。色が豊富でガーデニングでも人気の花。丈夫な花なので、子どもが育てやすい花の1つといえるでしょう。10月から5月の秋から春まで花を咲かせ、蝶のような花びらがかわいらしいですね。8月から9月にかけて種を蒔くので、これからの季節にぴったりの花ですよ。

プランターで育てられる野菜もおすすめ

花だけではなく、子どもが育てやすい植物には野菜もあります。中でもミニトマトは育てやすい野菜の1つで、小学校の授業で栽培している学校もあります。アサガオで使った鉢と支柱がそのまま使えるのもおすすめするポイントです。他にも、きゅうりやラディッシュなど、種まきから約1か月ほどで収穫できるものもあります。日々成長し変化が見られるため、お子さんが楽しんで育てることができると思います。
 
植物とのふれあいは、心の豊かさを育んでくれるものです。土や花に触れることで心が安定し、生きるエネルギーが湧いてきます。お子さんが植物に少しでも興味をもったら、その好奇心をぜひ広げてあげましょう。
 
キッズベリー花育ラボではフラワーアレンジメントのテクニックを教えるのではなく、五感を磨き、美しい花を愛でる気持ち、感受性、自己表現力など「豊かな心育て」「心の育脳」に主眼をおいています。子どもたちの柔らかな感性は、草花などから命の大切さを通して知らず知らずに育まれるものです。子ども花育インストラクター(花育士)がお子様の心を育てる適切な言葉がけでコミュニケーションを取りながら進めていきます。お子様の感性をさらに刺激し、安心感や自信を与え、生きていく上で必要な心の土台づくりをしてあげる事ができますよ。
 
ぜひこの機会に花育を体験してみてはいかがでしょうか。

一覧にもどる