子育てやお花、花育、お花の効果などに
関するコラムをお届けします。
子どもと一緒に出かけた遊園地や公園で、カラフルな遊具や花壇を眺めているとき。
親子で同じ色彩を見ていると思いますか?
実は見ることができる色の種類が年齢によって異なっているので、同じ風景を見ていたとしても、同じ色を感じているとは限りません。
視神経や脳の発達によって見える色が違うのです。
こんな話に今さらながらびっくりされている方が多いかもしれませんね。
思い出してください。
子どもたちのおもちゃ、遊具などはとてもはっきりした色合いが多いです。
幼児期に認識できる色は「赤」「青」「黄」などの彩度が高いものです。
パステルカラーは明度が高いものの、彩度が低いために幼児にはあいまいにしか見えていません。
パステルカラーに反応するようになるのは、小学校に入る頃の年齢になってからです。
子どもたちに花好きになってもらうなら、お家にかざる花は年齢にあわせた色合いを選んであげましょう。
幼稚園児なら、黄色いひまわり、赤いカーネーションなどビビッド系の色合いの花。
小学生なら、柔らかい色合いのスプレーバラ、水色のブルースターなどがお勧めです。
もちろん、ママの好きな色の花を飾っていただいてもOKです。
ただ、親子で同じ色が見えているという思い込みはすててくださいね。