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2025年12月29日

伝統のお正月あそびで家族と過ごそう

年末年始は、いつもより少しゆったりとした時間が流れますね。お仕事や学校がお休みになり、家族がそろう時間が増えるこの季節。「せっかくだから、子どもと一緒に何かしたいな」と思うママやパパも多いのではないでしょうか。

とはいえ、忙しい毎日の延長で、気づけばテレビやゲーム、スマートフォンに頼ってしまうこともありますよね。それが悪いわけではありませんが、お正月という節目の時期だからこそ、少しだけ過ごし方を変えてみるのも素敵です。

そこでおすすめしたいのが、伝統のお正月あそびです。特別な道具や準備がなくても始められ、年齢に関係なく家族みんなで楽しめるのが魅力ですね。昔ながらの遊びには、今の子育てにも通じる、やさしい学びがたくさん詰まっています。

家族みんなで楽しめる!伝統のお正月あそびアイデア

伝統のお正月あそびと聞くと、「難しそう」「今の子に合うのかな」と感じる方もいるかもしれません。でも実は、とてもシンプルで、アレンジもしやすいものが多いのです。

  • かるた

絵札があるかるたなら、小さなお子さんでもすぐに参加できます。読み札を聞いて絵を探すだけでも楽しく、「どれかな?」「これかな?」と自然に会話が生まれますね。少し大きくなったら百人一首に挑戦するなど、成長に合わせて楽しみ方を変えられるのも魅力です。

  • 羽つき

羽子板で羽を打つ遊びは、体を動かす楽しさがあります。最初はうまく続かなくても大丈夫です。「次は何回続くかな?」と声をかけることで、挑戦する気持ちが育ちます。室内では風船を使うなど、安全に配慮しながら工夫してみてくださいね。

  • こま回し

お正月らしさを感じられる遊びです。どうやったら長く回るのか、力の入れ方を考える時間は、自然と集中力を引き出してくれます。「パパは昔こうやってたよ」「ママもやってみようかな」と、大人も一緒に挑戦してみませんか。

  • 福笑い

目隠しをして顔のパーツを置くだけですが、完成した顔を見ると、思わず笑ってしまいますね。年齢差があっても同じ条件で楽しめるため、家族全員が主役になれる遊びです。

あえて「伝統あそび」をする良さとは?今だからこそ見直したい理由

今は、短時間で強い刺激を得られる遊びがたくさんあります。その一方で、伝統あそびには、ゆっくりと人と関わる時間が自然に組み込まれています。

画面を見るのではなく、相手の表情を見る。一人で進めるのではなく、順番を待ち、声をかけ合う。そんな体験が、親子の距離をそっと近づけてくれます。

また、伝統あそびは勝ち負けが目的ではありません。「取れたね」「惜しかったね」と、その過程を楽しむことが中心です。そのため、子どもも安心して参加しやすく、失敗を恐れずに挑戦できます。

さらに、昔から受け継がれてきた遊びには、「教える」「教わる」というやりとりが生まれやすい特徴があります。ママやパパが子どもに伝える時間は、何気ないようでいて、心に残る大切な思い出になります。

伝統あそびが子どもの脳と心に与えるやさしい影響

伝統のお正月あそびは、遊びながら子どもの成長を支えてくれます。

かるたは、聞いた言葉をもとに札を探す遊びです。これは、記憶力や集中力、言葉への感覚を自然に育ててくれます。「耳で聞く」「目で探す」「手を動かす」という流れが、無理なく身につきます。こま回しや羽つきは、手や体を使うことで、バランス感覚や空間認識力を養います。「どうしたらうまくいくかな」と考える経験は、思考力の土台にもなりますね。

また、伝統あそびは結果よりも過程を大切にします。そのため、「できた」「できない」ではなく、「やってみた」「工夫した」という気持ちが育ちやすいのです。これは、自己肯定感を高めるうえでも大切なポイントです。

そして何より、家族と一緒に過ごす時間そのものが、子どもの心に安心感を与えてくれます。笑顔や声かけの積み重ねが、情緒の安定にもつながっていきます。

まとめ

お正月は、特別なことをしなくても家族と向き合える貴重な時間です。今年のお正月は、ぜひひとつでも、伝統のお正月あそびを取り入れてみませんか。

きっと、子どもたちが成長して思い出したとき、大人になって家族で集まったとき、「あのとき、みんなで笑ったね」そんなあたたかな記憶として心に残るはずですよ。

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