もうすぐハロウィンですね。最近は各地でハロウィンイベントもあり、子供たちが仮装をして「トリック・オア・トリート」とお菓子を求める姿や、店頭のディスプレイにかぼちゃのランタンを模した飾りがついたりと、すっかりおなじみのイベントになりました。

今回は、ハロウィンをさらに魅力的に楽しく演出する植物たちをご紹介します。お庭や玄関を飾るのにもぴったりですので、ぜひ参考にしてください。

カボチャ

ハロウィンの主役としてまず思い浮かぶのが「カボチャ」です。特に「ジャック・オー・ランタン」としてよく飾られているオレンジ色のカボチャには様々なサイズがあり、そのまま飾るのはもちろん、中身をくり抜いて装飾や照明として利用するのにぴったりです。さらにカボチャはそのまま食材としても楽しむことができます。スープやパイ、プリンなどのスイーツもおすすめです。

子供たちと一緒に部屋を飾ったり一緒に料理したりするのは、きっと楽しいハロウィンの思い出になりますよ。

観賞用トウガラシ

ハロウィンを彩るのにぴったりなのが「観賞用トウガラシ」。オレンジ、黄色、赤色の鮮やかな実をつけ、品種によって丸みをおびたかわいらしいものから、細長く先がとがったものまで様々です。カボチャと一緒に飾るとハロウィンの雰囲気がより盛り上がります。色とりどりの実が見た目を楽しくしてくれますよ。ただし、このトウガラシは食べられないのでお子様が口に入れないようにだけご注意ください。

チョコレートコスモス

大人っぽいハロウィンを演出したいなら「チョコレートコスモス」がおすすめ。深いダークレッドの花が特徴で、まるでワインのような色合いと甘い香りが魅力です。カボチャやオレンジ色など明るい色の植物との組み合わせればコントラストが生まれ、より美しいハロウィンの演出ができます。

ガザニア

「カザニア」は、パンプキンカラーのオレンジや黄色がハロウィンを彩るのにぴったりの花。太陽の光を浴びると花が開き、光沢のある花びらはキラキラと輝くのでとても鮮やかですよ。寒さにも強いので、庭の一角に植えればハロウィンの後にも明るい雰囲気を長く楽しめます。

カリブラコア

小さな花を次々と咲かせる「カリブラコア」は、鮮やかな赤やオレンジの花がハロウィンのテーマカラーにぴったりです。寄せ植えにしてボリューム感と華やかさを演出することができます。

暑さや寒さにも強く、比較的育てやすい植物で、子供たちのガーデニングデビューにもおすすめ。子供たちと一緒にお世話をするのもとても良い思い出になりますよ。

アルテルナンテラ

カラフルな葉色が美しい「アルテルナンテラ」は、寄せ植えやハンギングバスケットで使うのがおすすめ。特に銅葉というブロンズのような色味を持つアルテルナンテラと、明るい色の植物を組み合わせるとダークな雰囲気を引き立て、素敵なハロウィンのデコレーションになります。独特の色合いがちょっと個性的なムードを演出してくれますよ。

ケイトウ（セロシア）

深みのある赤やオレンジ色の花を咲かせる「ケイトウ」はハロウィンにぴったりです。ベロア素材のようなユニークな手触りと形は他の植物と並べることで目を引きます。

花束やフラワーアレンジメントにも使えるので、カボチャと組み合わせてハロウィンのテーブルセッティングにも役立ちます。家族や友人と楽しいハロウィンパーティを開いてみてはいかがでしょう。

植物を使ったハロウィンの楽しみ(まとめ)

ハロウィンは色紙やモールで飾り付けるという方も多いと思いますが、元々は豊作に感謝する収穫祭として始まったもの。今年は、植物を組み合わせたハロウィンガーデンやデコレーション前に、お子さんにハロウィンの意味も伝えてみませんか。カボチャや、観賞用トウガラシなどは子供たちの仮装用の小道具としても使えるので、アイデア次第でお子さんの創造力もも広がりますよ。

仮装やお菓子の交換だけでなく、植物を通じて季節も感じられるとさらにいいですね。お庭や玄関を素敵に飾って気分を盛り上げ、楽しい思い出を作ることができます。ぜひ子供たちと準備から楽しんで素敵なハロウィンをお過ごしください。

キッズベリー花育ラボでは、季節に合わせた植物を使った花育レッスンやイベントも行っています。五感を磨き、美しい花を愛でる気持ち、感受性、自己表現力など子どもたちの柔らかな感性を育てています。

花を用いた育脳でお子様の感性をさらに刺激し、安心感や自信を与え、生きていく上で必要な心の土台づくりをしてあげる事ができますよ。