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2024年09月30日

この秋に始める習い事!子どもにお花はまだ早い?幼少期こそ花とのふれあいがいい理由

子どもの習い事、どんなふうに選べばいい?

「子どもに少しでも良い環境を整えてあげたい」「我が子の得意分野を見つけて伸ばしてあげたい」と思う親御さんは多くいらっしゃると思います。お子さんの適正を発見するために、たくさんの習い事を取り入れるご家庭も多いですね。

しかし、習い事と一括りに言っても様々なものがあり「色々見たけれど正直何を選べばいいかわからない」と悩む方も多くいらっしゃいます。せっかく習い事をするならば、お子様自身が楽しめるものが理想ですが、どんな観点で選ぶのがよいのでしょうか。

幼少期こそ、感性を育む経験を

「感性」というと抽象的ですが、日常生活での「見る」「聴く」「触れる」「嗅ぐ」「味わう」「話す」など、五感を働かせる事で育まれる「感じる心」や「感じる力」のこと。感性は、幼少期から様々な体験をすることで伸ばすことができます。芸術だけに必要だと思われがちですが、実は、やさしい心や個性、集中力を育み、生きるためのベースになる、とても大切なものです。そこで近年、習い事の選択肢の一つとして感性を育む事ができる体験型のお稽古に注目が集まっています。

幼少期からの花育体験で心を育てる

体験型の習い事というと、スポーツで身体を動かすことを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。特に野球やサッカーなどのチーム競技は、お友達との交流で育まれるものもありますが、「感性を育む」という観点でおすすめしたいのが、生きた花や植物との触れ合いです。

現代の子供たちは生まれた時からデジタル機器に囲まれ、日常的に自然と触れ合うことが難しい環境にあります。自然に触れて育った子どもと、デジタル環境で育った子どもでは脳や心の発達に大きな影響を与え、現代の環境は深刻ないじめや引きこもり、自殺など重大な問題の原点となっているといっても過言ではありません。そのため意識して自然と触れ合う場面を作り、子どもたちのやわらかな感性を育む必要があるのです。子どもたちの柔らかな感性は、草花などから命の大切さを知らず知らずに学んでいきます。

花から命の大切さを知る

「小さな子どもがお花に触れるのはまだ早いのでは?」という方もいらっしゃると思いますが、幼少期に「植物には優しく触れる」などの体験を繰り返す事は身近な自然に目を向けるきっかけになります。

また、色彩豊かで柔らかな生花、本物の自然を日常に取り入れる事で、知らず知らず命の大切さを学ぶことができるのが花育の場でもあります。

子どもの情緒安定、自己肯定感を高める効果も

生花に触れるだけでストレスが軽減され心が安らぐという研究結果もあり、花育のレッスンを行うことで子どもたちの情緒が安定することがわかっています。さらに、継続して取り組むことで自己肯定感を高め、何事にも積極的に行動したり、自分を大切に思う感覚が養われ、大きくなるにつれて周りの人に思いやりを持って接することができるようになります。まさに、生きるためのベースを育んでくれるのが花育ともいえますね。

花育は最新の育脳

花に触れるときに大切なのが、周りの大人がどんな声掛けをしてあげるか。子どもの興味関心を広げるよい声掛けは、脳にもよい影響を与えます。脳の発達過程において、幼児・児童期の「臨界期」は、環境や経験で神経回路の急速な発達や組み替えで活発に変化が起きる時期。この時期の情操教育や「豊かな心育て」は、臨界期に学び損ねてしまうと成人してからの学びでは取り返しがつきません。

花育ってどんなお稽古?

キッズベリー花育ラボの子ども花育は、一般的なお花教室とは似て異なるもの。「花を綺麗に飾るフラワーアレンジメントの技術」を学ぶのではなく、花との触れ合いを介して「優しさ」「共感力」「集中力」「くじけない強さ」「伸びやかな感性」「自己肯定感」といった、生きる上で大切な「心の土台」を育みます。

生花だけでなく折り紙やモール、貝殻などの様々な素材を使って自由な作品を作ることで「こんなふうにしたい」といった表現力や、個性あふれる感性も育みます。また、作品作りに夢中になり最後まで完成させた経験は、集中力ややり抜く力を得る事ができる習い事です。

児童心理学・発達心理学・脳科学を学んだ講師たち

花育の講師である「子ども花育インストラクター」は子育てや「心の育脳」のプロ。児童心理学・発達心理学・脳科学に基づいたキッズベリー花育ラボのメソッドを習得しています。レッスン中は適切な声がけで子どもたちに寄り添いながら、楽しく、そして確実に「育脳」の成果をあげる情操教育を行なっています。。子供たちの自信や安心感を育み、生きていく上で必要な心の土台づくりをお手伝いするのが、子ども花育インストラクターです。

豊かな心育てが与える影響

またお花を正しく扱う技術を身につけたインストラクターからお世話の仕方や取り扱いなどを教わりながら「自分にもできる」というお子様の成功体験を増やし、お世話を通して「植物は水をあげないと枯れてしまう」「命はいつまでも続かないものだ」ということを実際に経験し、様々なことを学ぶきっかけを作ります。

生活の中に草花を取り入れる事で得られるメリットは多くありますが、花育を通した豊かな心育てが、お子様の成長に与える影響は多くあります。

この秋、お子様に新しいお稽古事をお考えの方は、キッズベリー花育ラボの子ども花育もぜひご体験ください。物事に夢中になる、生き生きとしたお子様の姿が見られますよ。

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