かつてはコキアぞくに分るいされていたなごりから、コキアとよばれています。
世界かく地で見られるコキアは、日本でも広く自生するようになりました。
和名をほうき草といい、昔はくきをかんそうさせたものをほうきとして使っていたそうです。
お花の色はうすい黄緑色で、葉にまぎれてほとんど目立ちません。
お花をかんしょうするというよりは、すがたそのものを楽しむ植物といえます。
7月ごろから、夏の日ざしをあびてすくすくせい長していく緑色の葉を持つコキアは、まるっとしたかわいらしい形と、やわららかな感しょくにとくちょうがあります。
10月ごろには、夏の緑色から少しずつこうようし始め、日々かわっていく緑と赤の葉のグラデーショもみりょくてきです。